これが中年太りというものか…

高校2年から専門学校を卒業して地元を去るまで通い続けたボクシングジム…… まぁ、金を払っていたのは高校卒業してからだが(笑)。まぁ、とにかく色々とお世話になった。体を絞ってダイエットをしたかった自分の要望をかなえることができたし、清く正しい大人になれたのもジムのお陰だ。いやいや、別に不良だったわけではないけど、根暗にならなくて済んだとかそういう意味で(笑)。

働きだしてもボクシングジムには通いたかったが、地元を離れてしまったので無理だった。俺が辞めるころにはもう随分と利用者の多い立派なジムになっていた。人気が無くて俺みたいな“桜”を使っていた頃が懐かしいくらいだ。ま、俺としてもジムが流行ってくれたのは素直に嬉しかった。今でもそのおじさんがいるジムは健在だ。

ジムに通わなくなったものの、20代はダイエットとは無縁の生活を行なっていた。確かに絞りきれていた体には確実に脂肪の層が付いているのが25くらいの時に気になったのだが、まぁ気にするほどでもないだろうとそのままズルズルと生活してしまった。

そして30代に突入し、今32歳。過去のダイエット栄光にすがって暮らしていた20代のツケが回ってきたというのを感じている…… Tシャツを着ると明らかに下腹が本のちょっぴりではあるもののたるんでいる。そして体脂肪も自分としては過去最高の高い数値を指していたのだ。

さすがにもう見逃すわけにはいかなかった。

これ以上ズルズル行ってしまえば、そこいらのビール腹中年になってしまう! それだけは死んでも避けたい! まだだ…… まだ間に合う…… ダイエットだ!

ダイエットをしようと思ってまず思い浮かんだのは、やはりボクシングだ。またボクシングジムに通えばダイエットは簡単だと思った。

ところがだ、家の近くに良さそうなジムが見当たらなかった。あることはあったのだが、やたらママさんや子どもが多いファミリーボクシングジムだったのだ。悪い場所じゃないだろうが、ちょっと通いたい気持ちにはなれなかった。

そんなわけで、ボクシングじゃなくて他の格闘技でのダイエットをするのも良いのでは? と思うようになった。何も俺はボクシングだけが好きというわけではない。柔道やK1だって好きだ。一番好きなのはプロレスだ。でもその手のジムは近場には無かった。

で、悩んでいるときにあるマニアックな格闘技が頭に浮かんだ。それはカポエイラという格闘技だ。日本ではまだジムは少ないが、動きがダンスに近いために個人的に楽しんでいるという人もいるカポエイラ。これでダイエットしてみるというのは、面白いんじゃないかと思ったわけだ。